関連性が高く使える論文を見つける
問いを書き、レビューを手がかりに精読すべき論文を見極めます。
ある分野にどんな研究があるかを把握したいとき、あるいはある問いについて引用できる文献を探したいときは、検索から始めます。
研究課題を書くと、Ponder がそれに最も関連する論文を見つけます。本当に使える論文を見極めやすいよう、各論文にはその問いに即した要点が付き、論文全体については引用付きの検索レビューが付きます。まず、それらの論文が全体として何を述べているかをつかめます。
検索とレビューは、1 回ごとにクレジットを消費します。ルールは プランとクレジット をご覧ください。
以下では、ひとつの問いを使って最初から最後まで説明します。そのまま同じ手順で試せます。「ソーシャルメディアの利用は青年のうつ症状を引き起こすのか?」
1. 研究課題を書く
キーワードを並べるより、完全な疑問文で書くほうが的確に見つかります。
ホーム画面の入力欄の上で 検索 タブを選び、例の問いを入力して Enter キーを押します。入力欄の左下にある文献の範囲は、既定では すべて で、あらゆる分野の研究論文が対象です。医学・生命科学の問いであれば PubMed に切り替えられます。
送信すると、画面が 2 列に分かれます。右側に見つかった論文が並び、続いて左側に検索レビューが書かれます。
2. レビューで論文の全体像をすばやくつかむ
数十本の論文を 1 本ずつ読んでいくと時間がかかります。検索レビューが最初の整理を代わりに行います。それらの論文が全体として問いにどう答えているか、どの結論が一致し、どこで見解が分かれているかがわかります。
例の問いであれば、読むときに次の 2 点に注目してください。横断研究と縦断研究で結論が一致しているか。そして、各研究が「ソーシャルメディア利用」と「うつ症状」をどう測定しているか、サンプルがどの年齢層の青年か、という点です。
レビュー内の各主張の後ろにある番号は、それぞれ 1 本の論文に対応しています。番号にマウスを合わせると論文のタイトルが表示され、クリックするとその論文の詳細が開きます。気になる主張があれば、番号をたどってその根拠となる論文を確認できます。
検索レビューは論文のタイトルと要旨をもとに書かれています。サンプルサイズや効果量といった具体的な数値や、結論が成り立つ条件については、原文を開いて確認してください。
3. 精読すべき論文を見極める
右側の論文リストに戻ると、各論文カードに判断の手がかりがいくつかあります。
- 要点:その論文が問いについて何を述べているか。要点を見れば、詳しく読むかどうかを決められます。
- タイトルの前の番号:番号がある論文はレビューで引用されています。番号はレビュー内の番号と一致します。
- 高被引用、プレプリント、撤回済み の印:論文の重みを判断する材料になります。撤回された論文は引用しないでください。
- PDF の印:この印がある論文は、Ponder 内で全文を直接開けます。
カードをクリックすると論文の詳細が開き、要旨全体を読めます。全文がある論文は PDFを表示 をクリックすると直接読めます。
4. 選んだ論文をプロジェクトに保存する
保存した論文はプロジェクトに残り、あとで分析や執筆のときにそのまま選べます。
論文カードにマウスを合わせ、カード右下のブックマークアイコン(保存)をクリックします。論文の保存先が通知されるので、通知内の 表示 をクリックすると、ファイルツリー内のその論文に移動します。
レビューを、そこで引用された論文とまとめて残したい場合は、レビューの下にあるブックマークアイコン(ファイルとして保存)をクリックし、回答 + 引用論文 N 件 を選びます。
次に読む
- 結果が探しているものとずれている:よい問いの立て方
- さらに問いを重ねたい、絞り込みたい、選んだ論文を分析や執筆に渡したい:絞り込みと追加の質問:検索結果からさらに深める


